7-7 そこで、DV継手を建物配管にご使用の際は、熱伸縮作用による継手部への応力集中を防止し、継手の破損を防ぐため、分岐部や曲がり部に伸縮継手(スライドソケットや差込ソケット等)を設置することを推奨致します。 伸縮継手を設置する場合、横引配管においては合流部より2m以上の管及び、4mをこえるものは、4m毎に1ヶ所設置、縦配管においては各階毎の分岐部(2.8m)に1個を目安に設置して下さい。差込ソケットその他、詳細な施工方法に関しては、各管種別のカタログを参考にして下さい。4m以内5.施 工DV継手施工上のお願い 最近、生活様式の変化にともない、お湯が多量に使用されるようになったことから、排水管路に従来より高温のお湯が流れたり、また、外気温の変化によるパイプの温度変化から管路に熱伸縮(線膨張は鉄の6倍)が繰り返し発生するため、分岐部や曲がり部に応力集中が起こり、DV継手が破損することがあります。 また、DV継手に曲げを加えた配管をした場合、熱伸縮との関係で短期間にて継手が破損することがあります。〈施 工 例〉
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