二ホンパイプ_パイプ・継手総合カタログ
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7-8 警告 残材・廃材の現場焼却はしないでく!ださい。    塩ビ管・継手を燃やすと有害な塩化水素ガスが発生しとても危険です。    絶対に燃やさないで下さい。    廃材の処分は法令及び市町村条令に従って下さい。 注意 他用途へは使用しないで下さい。!    塩ビ管・継手は各種の規格があり、下水道用・水道用等の用途が決められています。    他の用途に使用すると強度不足により破壊事故などの原因になります。 注意 荷くずれや管上からの転落などによ!る事故防止のため、荷扱時の事故防止を行って下さい。    大口径管や結束した管は、重いので安易に扱うと危険です。ケガ防止のため荷扱いには十分注意して下さい。    管の表面はすべりやすく事故のもとになりますので、管の上には乗らないで下さい。 注意 接着剤の保管・取扱いに注意して下!さい。    接着剤は引火しやすいため、消防法の危険物に該当します。    保管に当っては、法令及び市町村条令を守って下さい。    また、有機溶剤が含まれますので、使用時は換気と火気に十分注意して下さい。取扱い説明にしたがい作業を行って下さい。  取扱上の注意点!1)運搬作業時には、ケガ防止のために、必ずすべりにくいゴムびき手袋を着用して下さい。2)積み降ろしの際は管を放り投げたり、引きずったりしないでください。衝撃により管が破損したり傷ついて、ケガの原因になります。3)運搬時には管の傷つき・変形防止のためトラック荷台との接触部分・ロープの固定部分などにはクッション材を当てて下さい。また、ロープのゆるみやはずれによる管の落下に十分注意して下さい。1)管・継手の保管場所は原則として屋内とし、止むを得ず屋外に保管するときは、簡単な屋根を設けるか、または不透明シートをかけ直射日光を避けると共に、1 . 運  搬2 . 保  管4 . 接 着 剤3 . 施  工 施工にあたっては、作業の安全性とパイプラインとして性能を保証するため、カタログ記載の注意事項や施工標準に従って施工して下さい。施工条件などによりこれに従えない場合や、不明な点はお問い合わせ下さい。熱気がこもらないように風通しの良い状態に保って下さい。透明シートは、遮蔽力が劣るので使用しないで下さい。2)変形防止のため管の積み方は、井げた積みまたは千鳥積みにし、必ず荷崩れ防止の端止め材を施して下さい。(カタログの施行標準を参考にして下さい)3)やむをえずたてかけ保管する場合は、安全確保のために、ロープがけなどの転落防止策を施して下さい。1)正しい施工と安全のために、切断、せん孔、接合等の作業には指定の工具を使用して下さい。また、それぞれの取扱説明書の内容を十分理解した上で使用して下さい。2)管の切断・せん孔のとき、特に低温時にはヒビワレ発生に十分注意して下さい。埋設された管は余堀を十分にして管に応力が加わらないようにしてから切断・せん孔を行って下さい。3)接着接合の場合は、接合後の管内の換気を十分に行って下さい。接合後管路を閉塞状態にするとソルベントクラックという、溶剤蒸気によって塩ビ管に小さな亀裂が発生する恐れがあります。特に冬季配管には注意して下さい。4)塩ビ管には、ある種の有機化合物、たとえばアセトン・シンナー・防腐剤(クレオソートなど)・殺虫剤・白アリ駆除剤など、管の材質に悪影響を及ぼす物質を吹き付けたり塗ったりしないでください。なお、上記物質を地面にこぼすと、地中に浸透することによって管が侵される場合があるので注意が必要です。土壌汚染が予想される場所では迂回配管をする等の防止策を行って下さい。5)曲がり配管に当たっては、必ず継手(ベントなど)を使用して下さい。管の生曲げを行うと歪みが残り、破損事故の原因になります。6)現場での加熱加工は、管を焦がしたり焼いたりすることで強度が低下するため決して行わないで下さい。7)塩ビ管には、直接ねじを切らないで下さい。切削加工で発生するクラックや、締込みにより発生する残留応力によって管が破損することがあります。 (推進用のスパイラル継手付き直管に加工されたネジは、上記の問題が発生しないよう設計された形状であり、工場内にて管理されて加工されています。塩ビ管メーカ以外の方はネジ加工を行わないで下さい。)8)硬質ポリ塩化ビニル管・継手は、屋外露出配管されますと直射日光の影響によりチョーキングややけといった変色現象が発生しますので、以下のような耐候劣化防止策を施されることをお奨めします。①管・継手の外表面に耐候性塗料を塗装する。※塗料の詳細につきましては、塗料メーカーにご確認下さい。②管・継手の外表面に防護カバーを取り付ける。③パイプの外層部に耐候性向上樹脂をコーティングした耐候性向上カラーパイプをご採用頂く。1)接着剤・接合剤・滑剤は塩ビ管専用のものを使用して下さい。取り扱いは説明書に従って行って下さい。またこれらは他の用途には使用しないでください。2)古くなって固まりかけた接着剤は、接着効果が低下し漏水の原因になりますので使用しないで下さい。3)かぶれ・ただれを防ぐために手袋を着用し、直接皮膚に触れないよう注意して下さい。皮膚に触れた場合は速やかに石鹸水でよく洗って下さい。目に入った場合はこすったりせずすみやかに医師の診断を受けて下さい。また、使用後は手洗いうがいを十分に行って下さい。塩ビ管の安全使用のための注意事項

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